深いブラックの面に、うねる起伏が影を刻む。 光と陰を操る立体カッティングで、存在そのものがアートになるモードスーツです。
デザインコンセプト
〈NOIR RELIEF〉は、“線を縫う”のではなく“影を彫る”。 ジャケット全面に波紋状のレイヤーを配し、ミニマルな1B構成で造形を主役に。 動くたび、曲線の谷間に光が滑り込み、静かな迫力を生み出します。
ディテール
ジャケット:1ボタン/ナロー・ピークドラペル(造形の連続性を損なわない幅設計)
レリーフ:熱成形パネル+キルティングを併用した波状レイヤー(前身頃~袖~裾へ連続)
ポケット:シームポケット×2(レリーフに溶け込む隠し仕様)
袖:ミニマル3ボタン見せ/カフはレリーフで自然にフェード
背面:センターベント—可動域を確保しつつシルエットを保持
トラウザーズ:フラットフロント/クリースシャープ、わずかにテーパード
マテリアル & 仕立て
表地:ウール80% × モヘア20%(目付270g前後/ドライでエッジが立つ質感)
レイヤー基布:同色ストレッチ混ツイル(熱成形でカーブを固定)
裏地:キュプラ総裏(静電気を抑え、レリーフの段差でも滑らかな袖通し)
芯地:フローティング毛芯—ラペルのロールと胸の立体感を維持
縫製:細運針+ハンドタッキング多用/レリーフ端はコバ2mm押さえでシャープに
フィット
モードテーラード:肩はコンパクト、ウエストを明確にシェイプ、裾はわずかにフレア
視覚効果:レリーフの縦流れが胴を細長く見せ、スタイルアップを演出
推奨サイズ:普段サイズでタイト寄り。厚手インナーは非推奨
スタイリング提案
レッドカーペット/レセプション:黒シャツ+黒タイ+プレーントゥ—“完全モノトーン”で造形を際立てる
ステージ:サテンタイやビジューカフリンクスを一点だけ—光の反射点を追加
アートイベント:タートルネック(チャコール)+サイドゴアブーツで素材差の陰影を楽しむ
ケア
ドライクリーニング専用(レリーフ熱成形のため水洗い不可)。
着用後はブラッシング→陰干し→浮かしスチームでシワ戻し(直プレス禁止)。
保管は厚手ハンガー+不織布カバー。レリーフ面の上積み・圧縮は避ける。

